トマトパークだより-第50便- - トマトパーク

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トマトパークだより-第50便-

『トマトパーク5作目の各栽培室テーマ』

トマトパークの5つの栽培室で今作取組むテーマについてご紹介いたします。

 

【栽培室-大玉トマトスタンダード栽培】

品種 穂木 :   りんか409 台木 : フレンドシップ (共にサカタのタネ)

   穂木 : ひなた 台木 : 足じまんボルト (共にみかど協和)

   穂木 : かれん 台木 : フレンドシップ (共にサカタのタネ)

目標収量    :    55t/10a

   前作では黄化葉巻病で多くの株を失い、50t/10aを達成出来なかったことを反省し、これまで以上に病害虫の早期発見・早期防除を徹底し、又失った株の補填も行います。前作栽培室④で利用のコツを掴んだタバコカスミカメを栽培室①にも導入し、コナジラミを抑えていきます。更に栽培室①では初めてりんか以外の品種を採用します。前作での結果が良好だったひなたを片側系統分定植しましたので、系統毎での各品種に合わせた管理も行っていきます。

 

【栽培室-高糖度トマト栽培

品種 CF桃太郎ファイト(自根) / フルティカ(自根) (共にタキイ種苗)

目標収量 : 18t /10a (桃)、23t /10a (フル) (※糖度8度以上) 

    昨年までの4作で得た、大玉品種で糖度8度以上、且つ収量を上げる栽培の知見を基に、今作は生育初期からの高EC管理を行わず、徐々にECを上げる管理に変更します。これにより、初期の発根を促し、又しっかりした樹を作ることで、暑さの厳しい後半期を乗り切り易くなると考えます。トマトパークでは初年度より全室接ぎ木苗を使用してきましたが、高糖度栽培ではマット内ECが非常に高くなり、台木に期待する発根が余り見込めないため接ぎ木のメリットが少ないと判断し、今作は自根苗を選択しました。

写真1 桃太郎ファイト(自根苗)

 

【栽培室

品種 穂木 : TY千果 台木 : TTM-079 (共にタキイ種苗)品種 

穂木 : Juanita (De Ruiter Seeds) 台木 : TTM-079 (タキイ種苗)

目標収量 : 40t/10a

   トマトパーク栽培状況 5月ミニトマトの増枝については、春先からの日射量が安定しないために例年試行錯誤をしてきましたが、今作は年明けから2段階で増枝を行います。また、12月からLEDの導入が決まっており、栽培室⑤の管理を参考にしながら、ミニトマトに適したアレンジをしていきます。LEDと除湿機が有効に使える12月から3月までが、収量を稼ぐ大事な時期となります。

写真2 昨年導入の除湿機

 

【栽培室-IPM】

品種 穂木 : 麗妃 台木 : フレンドシップ (共にサカタのタネ)

目標収量 : 55t/10a

    今作も、引き続きタバコカスミカメを使ったIPM(Integrated Pest Management 総合的病害虫・雑草管理)に取り組みます。又、品種は昨年栽培室⑤で66t/10aの高収量を達成した麗妃を用い、栽培室①に準じたスタンダードな栽培を行います。葉が大きく展開しがちなので、コンパクトなサイズに保ちながら品種のポテンシャルを最大限引き出します。

 

【栽培室-次世代型栽培

品種 穂木 : 麗妃 (サカタのタネ) 台木 : TTM-079 (タキイ種苗)

目標収量 : 70t/10a

   LED補光については18時間照射/日を前提とした栽培管理を行います。増えた光の最大限有効活用を目指し、総着果数の見直しや葉数調整、転流を促す温度管理等に取り組みます。また、うどんこ病に効果のあった硫黄燻煙を継続し、病害虫対策も気を抜かずに行うことで、70t/10a達成に挑みます。

写真3 LED補光

写真4 硫黄燻煙機

トマトパークの5作目の栽培を、ぜひ見学においでください。

 

トマトパーク栽培状況 10月

大玉トマト -栽培室①-

【栽培ノート:2020年9月16日~2020年10月15日】

定植:2020年8月18日

品種 穂木:りんか409(株式会社 サカタのタネ)、

          台木:フレンドシップ(株式会社 サカタのタネ)

栽植密度3.12本/m2

 生育状況  (10月15日現在)

 総草丈:194cm、茎径:9.0mm、開花花房:4.5段

 栽培作業  

収穫、誘引、腋芽、摘花、直上葉とり、

葉かき、吊り下ろし

 病害虫防除 

コナジラミ防除、トマト茎えそ細菌病防除、

灰色かび病防除、うどんこ病防除

 

ミニトマト -栽培室③-

【栽培ノート:2020年9月16日~2020年10月15日】

 定植:2020年8月18日

 品種 穂木:TY千果(タキイ種苗 株式会社)

    台木:TTMー079(タキイ種苗 株式会社)

 栽植密度:3.12本/m2

 生育状況  (10月15日現在)

総草丈:302cm、茎径:9.2mm、開花花房:7.7 段、

収穫花房:2.2段

 栽培作業  

 収穫、誘引、腋芽、摘花、直上葉とり、葉かき、

 吊り下ろし

 病害虫防除 

 コナジラミ防除、灰色かび病防除、うどんこ病防除

写真5 大玉トマトの果実の様子

写真6 ミニトマトの果実の様子

 

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